欲のない子の欲出し方法 おやつボール編
(この記事は「すっごく欲のない子」向けの記事です)
ディスクを追って咥えて持ってくる。
それだけ考えれば、すごい遠投をしないのであればどんな犬でもできそうですよね。
例えば野球。
どんなに運動音痴な人でもやろうと思えばできます。
私もそう考えてディスクドッグを始めました。
でもできない。
なんでか?
「メンタルの問題」です。
このブログはほとんどがこの「メンタルの問題」になってくると思いますがそのぐらいメンタルの問題が重要です。
例えば、上で書いたように「誰でも野球はできます」。
でも、野球ができることと野球をやりたいこととは別です。
人間は仕事であれば仕方なくやりますが、趣味であればやりたくないことはやらないですよね。
犬も一緒!
で、まずは「ディスクを咥える」ということにフォーカスしてみると、ディスクを咥えるには動くものを仕留める欲が必要です。
これはまず犬種に依存する部分がとても大きくて(犬種については追って説明します)、もちろん個体によっても違います。
ボールを追いかけないほど欲がない子は、欲出しをする必要があります。
ひとつ効果的なのは、コングのような「中に何かを入れられるもの」におやつなどを入れて(コングの場合はペーストを塗る)、それーっ!と転がします。
ワンコはいい匂いが転がるのに釣られて追いかけ、ゲット!
そこでいっぱい褒めてあげましょう。
これは1日何回もやって、習慣になるようにします。
ただし、犬が寝てたりお腹いっぱいの時は絶対やらないでね!
やる気の時にやって狩猟欲を引き出します。
これを1週間ぐらい?犬によってもっと長かったり短かったりすると思うのですが、美味しいコングではなく小ぶりのボールを転がしてみてください。
転がりやすい小さなぬいぐるみでも良いです。柔らかいものが良いと思います。
ワンコが追ってくれればOK!
めっちゃ褒めておやつをあげましょう。
どこかの段階で、美味しいコングは卒業します。
そして、追って食らいついたらおやつから、どこかの段階で「持ってきたらおやつ」にシフトします。
ひとまずこれでレトリーブ完了です。
(レトリーブの詳細な説明は追って書くと思います)